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2016.06.05 Sunday

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    STAFF石渡のエゲレスDRUM SHOP訪問

    2012.01.18 Wednesday

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      こんにちは!STAFF石渡です楽しい

      連日の新着中古情報、チェックして頂いてますでしょうか?聞き耳を立てる

      が、今日はちょっと中古情報はお休み。
      少し趣向を変えまして、昨年の11月にワタシがイギリスに旅行に行ったときのことを少しお話したいと思います。

      ワタシはイギリスはロンドンに約2週間程滞在しておりまして、ロンドン中心にヨーロッパ各地を少し回ったりもしていたのですが…

      ロンドン市内に唯一!の楽器店街があるとの情報をGETをしました、ある日足を伸ばして行ってみたのです。

      ロンドン市内はデンマークStという小さな路地。そこには楽器店が両サイドにぎっしり!!

      その中の一軒が、「Tom's Drum Store」です。

      ギターショップの中を進んでいくと、奥の方にTOMの店への階段が。
      おしゃれなペイントです!


      ワクワクしますね!
      で、お店の中はこんな感じです。

      決して広いお店ではないですが、開放感があってとても素敵なお店でした。

      気になる商品はというと、日本ではなかなかお目にかかれない70'sSONORや、やはり本国ということで、PERMIREのヴィンテージやドラムセットなんかもありましたよ!(興奮しすぎて写真を撮り忘れました…悲しい

      さて、このTOM'S DRUM STORE。実はとあることで大変有名なのですが。。。聞き耳を立てる

      ジャーン!!


      そうです!ご存知LED ZEPPELINのドラマー、ジョン・ヘンリー・ボーナムです!!STAFF石渡の憧れの人物でもあります。。。ときめき

      ボンゾといえば、特徴的なフレージングやノリ、プレイの面でも非常に才能のあるプレイヤーですが、その使用キットもまた、あこがれの的であり、彼のトレードマークでもありますよね。

      ですが!!
      ここからはちょっとマニアックな話…聞き耳を立てる

      ボンゾファンにはご存知の方も多いでしょうが、彼のキットのサイズ構成は巨大キット。キックとフロアは26x14、16x16、18x16がほとんどだったようですが、タムには14x10と15x12の時代があるのです。

      で!ここからなんですが。
      初期の15x12タムは、ラディック純正のタムホルダーでマウントせずに、ロジャーズのスーヴォマチックタムホルダーもしくはスネアスタンドで固定していた時期があるのです。(両方使っている写真もあった気がします)
      上の写真のキット(LUDWIGのナチュラルメイプルです)が、まさにそれですね。
      で、この改造が世界的にも有名になり、かつ優れた改造であったことも本人が証明したのです。


      で、ですよ。。。聞き耳を立てる

      なんと!TOM'S DRUM STOREのオーナー、TOM氏がこの改造をなさったご本人という話ではありませんかびっくりびっくりびっくり

      そんな伝説の人に、ここまで来てお話を伺わないわけにいくまい。。。!!怒り

      というわけで、日本のドラムショップ店員代表?として、突撃して参りました!!ジョギングジョギングジョギング



      オーナーのTOM氏と2ショットです。
      とても気さくな方で、日本から来たことをとても驚いて、そして大変歓迎して下さいました。さすが紳士の国ですね!!楽しい

      そして、いよいよTOM氏と対面!「ボンゾのキットの改造は、あなたがされたのですか?」と、まずは事実確認。すると…
      答えは「YES」でした。スゴイ…びっくり

      そして、おもむろにレジから1枚の古い写真を取り出されました。ワタシが写真の中で持っている1枚ですね。
      とても大事に保管されたその写真は、昔TOM氏の自宅で行われたホームパーティーでのワンショット。

      そこに写っていたのは。。。。




      手前は若かりし頃のTOM氏。そして、奥に写っているのが。。。

      ボ、ボンゾじゃないですか!!!!!!!!!!!!

      TOM氏曰く、「彼はとても大事な友人」だとか。
      この日のホームパーティーも、「TOMのパーティーだから」と、ツェッペリンが忙しい時期にも関わらず、ノーギャラで出演・出席してくれたんだそうです。良い話や。。。悲しい


      その後も日本での音楽やドラムの話、イギリスでのドラムの話もたくさんさせてもらいました。
      もちろん店内の商品もたくさん触らせてもらいましたよ(笑)

      世界的に伝説的なバンドを、歴史の表に出たわけではないけれど、実際に関わって支えた方との出会いは、大変勉強になりましたし、貴重なものでした。
      いつか、自分も決して大きくなくとも、人の心や思い出に残る仕事がしたいものと、決意を新たに帰国したのでした。。飛行機

      ではまた!